2010年05月21日

原因不明…全身のかゆみ 乾癬の存在知ってほしい(産経新聞)

 ■「無言館」館長 窪島誠一郎さん(68)

 長野県上田市に私設美術館の「信濃デッサン館」、戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開く窪島誠一郎さん。幼いころに生き別れた実父で作家の故水上勉氏と戦後三十数年を経て、再会を果たした。美術館運営や著述活動を繰り広げる一方、15年ほど前から、父もかかっていたらしい皮膚の病「乾癬(かんせん)」に苦しむ。原因不明で完治が困難なこの病気は周囲の理解を得られにくく、長年にわたって苦しむ患者も多いという。(太田浩信)

 《乾癬は皮膚の炎症性角化症の一つ。紅斑(こうはん)の上に銀白色の鱗屑(りんせつ)が固着し、はがすと点状の出血を伴うなどの症状がある》

 戦後50年の区切りまであと5年というとき、洋画家の野見山暁治(ぎょうじ)さんが信濃デッサン館を訪れてくださり、「戦地で多くの才能のある仲間が亡くなった」と話されたのに共鳴。放っておけばなくなってしまう戦没した画学生の作品を集めるため、全国を歩き始めました。最初は美術館をつくる気なんてなかったのに絵が集まり始めると、次第に同じ戦争の時代に絵を描いてきた若者たちの作品を一堂に並べるべきではないか、という気がしてきて。

 そのころです。ムズムズとかゆくなり始めたのは。すねがかゆくてたまらない。眠れなくなる。そのうちに患部が広がり、全身かゆかゆ状態に。画学生の作品を求めて行った滞在先のホテルで、夜中にかきむしってシーツが血にまみれになるんです。医者へ行ったら、「大変やっかいな病気です。乾癬です」と。

 ステロイド系でかなり効く薬も出てきましたが、とにかく切ない病気。みんなが乾癬という病気を知らないから、頭から落ちる鱗屑をフケだと思って「不潔ね」と言い、それが頭にきてね。

 まだ私は発症していませんでしたが、戦時中に生き別れた水上勉さんと親子の対面をしたときにボリボリ、ボリボリすねをかいているんですよ。おやぁ、この人は本当に不謹慎な人だなぁ、と思いましてね。今にして思えばステージ1くらいの乾癬だったんじゃないかな。

 《自著「かいかい日記 『乾癬」と『無言館』と『私』」(平凡社)には、皮疹(ひしん)や鱗屑のために他人の視線が気になることから、「肉体的な苦痛よりも、むしろ『心のダメージ』のほうが深刻な病でもあるといえるのである」と記している》

 特に女性の方は気の毒で。あるとき、病院に講演で呼ばれて行ったら20歳前後の娘さんがお母さんといらしていて、筆舌に尽くしがたき苦しみに耐えられており、「死を覚悟している」と…。

 とにかく乾癬という病の存在を知ってもらうのがうれしい。救われるんですよ。「聞いたことがない」と言われるのがつらいんです。

 無言館の立ち上げと病気の発症が同じころだというのは、どこか無理をしているんでしょうね。ボクは反戦平和の旗手でもないし、ただ絵が好きで集めているディレッタント(好事家)。無言館の活動は、それまで夭折(ようせつ)した画家、村山槐多や関根正二らの絵が好きで集めていたことと乖離(かいり)も齟齬(そご)もない。画家は生身の命が消えても作品が残っている以上、その画家は死んでいない。作品がこの世から消えたときが本当の死だと思っている。

 しかし、無言館をつくった途端に平和を語らざるをえなくなり、戦死者を心から悼むというところに引っ張り出され、どこか居心地が悪い。平静さを装って無言館館主という役回りを務め始めたときから、乾癬という病が象徴的にボクと並走し始めた。

 牽強付会(けんきょうふかい)なところはありますが。でも、どこかで無理をした部分があって、こういう死に至らないけど、眠れない、生殺し的病に取りつかれたのではないか、と思います。うちのスタッフはこの病気のことを無言館病と呼んでいます。

【プロフィル】窪島誠一郎

 くぼしま・せいいちろう 昭和16年11月、東京都出身。印刷工、酒場経営などを経て昭和54年に夭折(ようせつ)した画家のデッサンを集めた信濃デッサン館、平成9年に無言館を設立。20年には無言館第2展示場をオープン。無言館には戦没画学生108人の作品約700点を収蔵する。第53回菊池寛賞、第46回産経児童出版文化賞など受賞。

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2010年05月13日

高速PAに野良猫集結「餌付け」巡り水掛け論(読売新聞)

 兵庫県淡路市の神戸淡路鳴門自動車道・室津パーキングエリア(PA)で、餌を求めて集まる野良猫が後を絶たず、管理する本四高速道路会社を悩ませている。

 上下線とも10匹前後いるとみられ、可愛(かわい)がる客がいる一方で、同社は噛(か)まれるなどのトラブルを心配。4、5年前から<餌付け>禁止の張り紙を掲げているが、効き目は薄いようだ。

 約100台の駐車スペースがある同PAには2005年12月にコンビニ店が開店したが、猫はそれ以前から出没。自動販売機で売っていたカップ麺(めん)の食べ残しなどをあさるようになり、電話ボックス内で雨宿りする猫も出始めた。当時から餌を与える客がいたといい、苦情を受けた同社は張り紙で「食べ物をあたえないでください」と求めた。

 しかし、ベンチで寝転がってくつろぐなど、見るからに“癒やし系”の猫たち。菓子を与え、写真を撮り、体を触る人もいて、「警戒心が薄れてきたようだ」と同社神戸管理センター。目障りだとの苦情はあるが、「かわいそう」「なぜ餌をやっちゃダメなの?」などの声も聞かれるという。

 「人慣れしているからと不用意に触り、噛まれたり引っかかれたりしたら……。当社敷地内とはいえ、そこまで責任を負えない」。そうした懸念から、同センターのスタッフらが時々、捕まえるふりをして猫たちを威嚇。それでも数時間で戻ってくるといい、並べて置いた水入りのペットボトルもむなしい。

 関係者によると、「餌をやらないと却(かえ)って人に噛みついたりするかも」と言う人もいたようだ。一方、ある男性客は「かわいそうなら引き取って家で飼えばええんや」。そうなれば、もはや水掛け論。“野良”になった動物と人との共生は、なかなか難しい。(石田仁史)

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